2010年09月30日

相手を変えるか法律を変えるか

午前中からばたばたと事務作業をする。
講座払い落としのシステムを導入したのでその手続きに四苦八苦する。

午後、会報の編集をいっしょにする人が事務所を訪問。
「私は2年前、宗像さんと会ったとき、
『相手の気持ちを変えるより法律変えたほうが早い』と
言われて、やっぱり相手の気持ちを変えたいと思ったのよね。
でも、今は法律を変えなきゃと思っている」
という。

かくいう自分は、
法律を変えないままに
相手との緊張感を持った面会交流が
緊張度の下がった面会交流に移行している。
お互いに相手に言うことをきかせるのは無理だとわかっているので
不十分な約束を守っていて、それは定着しつつある。
なんらかの手だてで相手に言うことをきかせようとしても無駄で、
どっちかというとこっちがどう思っているかが相手に伝われば
関係が変わってくるというのはままある。

仕事に行く前、知り合いの議員から電話がかかっていて
「やっぱり強制力はないんだ」と法律の不備を
父親の側について実感したようだった。
両方の親と知り合いのようなので
「子どもは親を選べないかもしれませんが、
あなたも相手を選べませんから、って両方に言ったらどうですか」
と言ってみる。
相手の感情の読み間違いが、面会謝絶にすぐにつながる
親子引き離しの問題。
対処のパターンもだいぶ身についてきた。

夜の相談は
定期的に相手と子どもに手紙を出せる関係の人で
いろいろ話を聞いていて手紙の内容もいっしょに考えていたら
相手の態度が変わったという人だった。

別の友人は今日、2週間に一度の
面会交流の審判が出た。
家裁の審判も徐々に変わってきている。

ぼくはこう思う。
相手の気持ちも法律も裁判所もみんな変わる。
だけど、変えようと思ってやろうとすると失敗するのが相手の気持ちだろう。
一方で、法律も裁判所も変えようと思って思ったとおりの結果が出るとは限らない。
でも、こっちは変えようとしなければ変わるわけもない。
posted by kネット君 at 21:20| 東京 ☔| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月29日

共同養育支援センター

朝事務所に来て、今日やることをリストアップする。

郵便や会報の構成、電話かけ、会計処理と
ほとんど一人でこなしていく。
事務作業がほとんどだけれど、
面会交流支援についてようやくホームページのほうの準備が
整ったので、メールニュースで宣伝する。
法制化といっても、集会やれば法制化するわけでもなく
裁判所に実際に危機感を持たせないと動いていくわけもない。
「共同養育支援センター」の文章を作って
担当者に投げてアップしてもらう。

講座の問い合わせや
相談の問い合わせが断続的に来る。
相談内容も、離婚一般から情報開示まで
みんないろんな現場でよくがんばっているよなって思う。
明日は、会の財政問題について取り組むつもり。
posted by kネット君 at 22:36| 東京 ☁| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いろいろあった日

昨日からの雨が降り続いていた。
今日は映画の試写会に招待されていた。
生まれて初めての映画の試写会。
土砂降りの雨の中、こんなことがなければきっと行かないであろう六本木に向かった。
エレベーターで迷ってやっと着いた。

「愛する人」という映画。
宗像がすでに書いているので私の感想を少し。
号泣すると思っていた。
でも少し違った。
波のように押し寄せては返す感じだった。
いろいろ考えてしまった。
いろんな立場の人できっと思うことも違うだろうなとか。
でも観て考えてみるのはいいことだと思った。

封切前なのであまり詳しく話してしまったらダメだよね。

とにかくいろんなことを考えながら家路に着いた。
帰る頃には雨もあがっていて少し夕焼けが見えた。

夜はホットライン。
何人かが集まった。
夕ご飯を作ってきてくれた人がいておいしくいただいた。
ありがたいことです。

その方を駅まで送って行ってその帰りライブハウスに寄った。
今夜は三上寛ライブ。
遅い時間だったけどライブは最高潮。
盛り上がっていた。
ライブが終わってお客さんが引けるのを待った。
今夜のお泊りはかけこみ亭だというのでいっしょに帰ろうと思って。

お客さんがいなくなって話しかけた。
「おお この間はスケジュールが合わなくて悪かったな。 またいつでも呼んでくれよ」
この間とは早稲田でのイベントのことだ。
実はパネラーとしてお願いしたのだった。
ありがたいことです。

かけこみ亭にいっしょに戻ってまた話し始めた。
子どもに会えなかったこと、会えてからのこと。
男の子と母親の関係。
自分と母のこと。

どんどん話は転がっていく。
脊椎動物のこと、縄文時代のこと、南方熊楠のこと。
深夜まで。

寛さんは私の事情を知っている。
寺山修司さんの話が出た。
母殺しが彼のテーマだったこと。
母から届いた筆箱と2本の鉛筆、ずっとあなたのことを忘れたことはなかったという言葉。
泣けてきた。

帰り道、月がきれいだった。
月明かりに照らされた木の葉の影が美しい。
見ようと思えば見えないものもみえてくる。
なんとなくそんなことを思った。
posted by kネット君 at 05:20| 東京 ☁| Comment(0) | ふみ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

愛する人

という来春公開される映画の試写会に招待されたので
史さんと二人で六本木までのこのこでかけた。

14歳で妊娠し、母の主張で子どもを養子に出した母親と
母親の記憶のないまま、子どもを妊娠した母子の物語。
離婚で会えなくなった父親としてはいろいろと考えるところが
ある映画だったけれど、いっしょにいた史さんはなおいっそう
考えさせられたようだ。
いろんなことを考えさせられる映画で、
今の日本で公開されるのは時宜にかなっていようが、
そういう意味では意味のある映画なのだろう。
感動物語ではあるのだけれど、単純に泣けない。

映画制作会社の人と話をして
とりあえず宣伝には協力することにした。
次回の発送にはチラシをいれるでしょうから、
とにかく見にいってくださいね。

会費

の催促を出したら
ちょこちょこと会費の払い込みが続いている。
お金はいくらあっても余るということがなく、
ほんとにありがたい。
法制化に向けて追い込みの秋、ちょっとは前に進むまいか。
posted by kネット君 at 23:04| 東京 ☁| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

田中一村

「たいせつなもの」

を伝える会というのを作り
国立のピースウィークで上田の成沢さんをお呼びして
出版記念会を行ったのだけれど、
宣伝が行き渡らなかった上に雨でしかも
ピースウィークの他のイベントと重なったために
来場者少数で、赤字でる。
宣伝まじめにやらんといけませんね。
でも、成沢さんのお話は相変わらずマイペースで
料理も会場のひょうたん島もすばらしく
来た人は赤字以外はよかったかもね。

面会交流

で千葉に行く。

相変わらず隔月2時間の「餌やり」面会なわけだけれど
相手方とはとくにもめるでもなく3回先まで決まった。

FPIC千葉の人は
やはり共同養育についての知識がないというか
相変わらず監護親視点の発想しかできていなくて
受け渡し時に協議を設定したり
「会えなくなってもしょうがない」という雰囲気なわけで
人はいいのだけれど、どうも発想が古すぎて
しかも中途半端に知識と経験があるわけだから
この辺の人たちの認識を変えていくことと
面会交流支援にkネットとして乗り出すことが
これからますます重要になってくる。
共同養育と口では言いつつも
どこかのだれかがやってくれるはずなんてことは
ありえないでしょうよ。

田中一村

奄美の風景を極彩色で描き尽くした
田中一村の展覧会が千葉市美術館で行われていたので
面会交流の後に一人で見に行った。
ほんとは子どもらにも見に行こうと提案したのだけれど
結局、科学館に行って2時間は終わった。
でも会場は最終日ということもあって人で満杯で
一人で見に行ってよかった。

好きな画ってアンリ・ルソーと田中一村くらいしか
いないのだけれど、やたらめったらあちこちで開かれている
印象派の画家たちとちがってめったに見る機会がない。
でも、人が多いとはいえ、ほんものをみることができて感動。

ちなみに、人身保護命令が出て子どもを渡さなければならなくなった最終日。
子どもたちと見に行ったのが、国立現代美術館のアンリ・ルソーの絵だった。

子どもたちも面会を重ねるにつれて
いろいろと受けごたえや対応も変わっていくし、こっちも変わっていく。
ほんでFPICと法律は変わらない。
裁判所はちょっと変わった。

もっともっと変えていこう。
posted by kネット君 at 22:07| 東京 🌁| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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