2010年09月11日

最近の弁護士

金魚増える

家に一匹だった金魚があまりにも寂しそうなので金魚を買いに行く。
行き先は「多摩水族館」という名の鑑賞用の魚屋なのだけけれど、
立川の細い通りの中にある。
ネーミングがいかにも立川らしい。

今いるのは和金なので
今度も和金を買おうとしたのだけれど
10匹以上、300円からしか売っていない。
10匹はいらないので、
「10匹の値段でいいですから、3匹ください」
とおじさんに言う。
「ええ、もったいないじゃない」
とはいうものの
「そんなに飼えないですから。じゃ、4匹にしてください」
といって、水草といっしょに連れて帰る。
家の水槽をのびのび泳いでいる、いまは。

最近の弁護士

一昔前は、弁護士は面会交流について何も知識がなかった。
最近は、当事者のほうが知識が多かったりするので、
共同養育や面会交流について理解が足りない弁護士と
どうつきあうかという相談もある。
PASについて知識のない弁護士は、
アメリカのPASを否定する論文を見つけてきて、
PASなんて迷信だと主張したりもするのだけれど、
そういうことじゃなくって、そもそも子どもが親に会いたくないと
言い出すこと自体を問題とすべきで、論文がどうのこうのと、
そういうの好きだよねと思いはする。
論文じゃなくって、あんたの意見が聞きたいんだよと。

ぼくが面会交流の調停のときについてもらった弁護士も
女性で、むしろDV被害者の弁護とかもしてきたし、
まったく面会交流の知識はなかったのだけれど、
棚瀬さんの本やら、新川さんの本やら、いろいろ機会あるごとに
送ったり紹介したりしていた。
「アメリカはこんなことまでしているんだねえ」
と感心していたのだけれど、最後は
「これも私の領分になるだろうから」
と言うようになったのは、うれしかった。

ぼくの知り合いもまったく別居親の弁護に真剣味を感じられなかった人が、
提言集やらを送ったりしていて、自分も新聞記事を見て関心を持つようになったのか、
裁判の最終準備書面で、弁護士なりに親子の交流の大切さを頼んでもいないのに
書き加えていて、
「今度から紹介しても大丈夫」な弁護士に成長していたという。

他方、
経験の多い弁護士も
面会交流の具体的な手法についてはあまり知らなくて、
同居親の面会交流の提案にあまり深く考えるでもなく応じるように言う場合もある。
とくに、同居親が提案する面会交流の手法は、有利に運ぼうとするか、
不信感を反映したものか、同席やらトラブル前提のもとでの提案が多く、
安易に乗ると、そこでのトラブルを理由にして以後の面会が途絶えるということになる場合が多い。
実はぼくもこれで以後2年間にわたる引き離しのきっかけにされた。
裁判所も、そもそもが「どうせ会えなくなってもしかたがない」と思っているので
「月に1回程度の面会をする」というだけの合意を斡旋する場合が多かった。

不信感のある親どうしほど、
受け渡し時のトラブルは起きやすく、
当然、詳細な受け渡し時の取り決めを結ぶ必要があるし、
トラブルになった場合の解決の仕方もあらかじめ決めておくことができれば
双方の親も子も安心なはずなのだけれど、
そもそもが相手方に言うことをきかせようとしているのでなかなか合意に至らない。
別居親がそういう提案をしたとしても、そもそもが会わせる親ならもともと応じているので、
同居親は詳細な提案をいやがる。
ほんとはこういうところが弁護士の腕の見せ所なはずなわけだけれど、
弁護士が会わせてくれるわけではないので、あまり期待しないほうがいい。

裁判所もそれを追認するので、結局、もめるだけの合意をつくって
「守れなかったらしょうがない」というただの法曹関係者のご都合主義が
まかり通っている。

弁護士も同居親の弁護をするので、
同居親の場合に有利にという頭があると、
従来通りのやり方からなかなか出ようとしない。
実際、こういうやり方はトラブルの種を残すという点において、
実は同居親の利益にもならないのだけれど、
そもそも面会交流なんかできなくってもしょうがない、と思っている弁護士は発想を変えようとしない。
当事者が勉強していることを自分の弁護士に感心される人もいるのだけれど、
どっちかというと、自分から勉強してほしい。

そんなわけで、最近は弁護士に知識を提供することがいっそう重要になっていると思う。

posted by kネット君 at 18:04| 東京 ☀| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
knet_logo_color[1].PNG
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。