2011年03月10日

荷物の引き上げ

日だまりのkネット会議

久しぶりのkネット会議は
事務所の隣のすでに空いた部屋に
マットを敷いて4人でした。
花粉にやられている人が多いのか、
ぐったりと寝ころんで会議する。

事務所を今日で引き上げないといけないのだけれど
適当な事務所がみつからず、当面元の場所に戻って
事務を続けようということに今のところはなった。

史さんはいろいろ自分の興味で別の居場所を探しているようなので
そっちと利害が一致すればそれはそれで展望が開けていくでしょうね。

荷物引き上げ

お手伝いにもう一人来てくれて
史さんの大きな車にとりあえず荷物を積み込む。
なんだか昼間はエレベーターを占領するのがよくないのか
カートを貸してもらえなくて、けっこうたまった段ボールを
手で運ぶのはそれなりに疲れました。

相談や会議などの対応は
これまで通りできるのだけれど
利用者には事務的にはちょっと不都合が生じるかもしれない
もうしわけないです。

日弁連の連れ去り促進意見書


何度も何度もしつこいが、
だれもほかで批判を書かないので、引き続き日弁連の意見書について取り上げる

日弁連の意見書の前には、
兵庫県弁護士会が会長声明を発表している。
この声明は、日弁連の声明に輪をかけてひどいもので、
海外への連れ去り案件は、海外からの連れ帰り案件よりも少ない
(だから条約に加盟して海外に連れ去られた人を救済する必要はない)
DV施策が後退する(から条約が国内に影響するのは困る)

という論理的にも倫理的にも問題のある差別声明だった。

人数の過多の問題をあえて弁護士会が取り上げるなど信じがたいことだけれど
弁護士会なんてそんなもんで、結局は多数決で声の大きいところが通るという
学級会民主主義を弁護士たちがよく知っているという話だ。

DV施策が後退するというのは
ハーグ条約に加盟すれば、DV施策が後退するという
因果関係が明確でなければならない。
実際は、面会交流の促進が、DV保護施策の後退に直結することを
前提に議論しているのが大きな間違いなのだ。
もちろん、会わせたくない親の意向はこれまでのようには通らなくなるのは事実だろう。
しかし、だからといって、DV施策が後退するというのなら、
そのことによって被害者の安全が図れなくなるということを立証しなければならない。
(感情はもちろん弁護士たちも言うが、別居親の感情は取り上げられない)
そんなこと、条約加盟に反対する人たちはほとんど根拠あることを論じてはいないのだ。

これも、会えない親の感情など、汲む必要がなく
会えなくなったほうが悪いのだという、極めて悪意のある差別声明だった。

日弁連の意見書も、基本的な論理構造は
この兵庫県弁護士会のものを踏襲したものだ。
条約に加盟しても、例外規定を極めて網羅的に
国内法に盛り込むことによって、返還は事実上できなくなる。
海外からの返還圧力は、条約加盟によって高まりこそすれ低まることはない。
そんなこと、おかまいなしに
片親疎外を容認する国内の扱いを国際事例にまで
法的に適用することになり、子どもに会えないという意味では
国際、国内当事者は公平になるのかもしれないが、
まったく当事者間の紛争の解決など考えていない
無責任なものだ。

いまの弁護士の体質そのものが表に出た意見書とも言える。

弁護士はたしかに、引き離した方がいいとか
会わせたほうがいいとか、口では言うけれど、
当事者の幸せなどほんとうに願っている人はあまりいないというのが
この意見書の本音だということだ。(つづく)
posted by kネット君 at 19:22| 東京 ☀| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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