2011年03月28日

『子どもの連れ去り問題』

コリン・ジョーンズさんの『子どもの連れ去り問題』を読んだ。

法的な議論に遺漏がないように尽くしているので、
一度問題を経験した当事者の目かららは、
いちいち納得するところが多いのだけれど、
問題をはじめて勉強する人にとってみれば
どうだろうなあ、と思いはする。

もう純真な心ではいられないやさぐれたぼくは、
(前からそうだという声もあるけど)、
「家裁の人々」ってぱくっちゃってるよねえ、とか
「人質調停」とか「人質弁護」とか、それぼくが考えました、
とかつまんないことをいちいちつっこみながら読んだのだけれど、
一般的に使われるようになってよかったんじゃないでしょうか。

本人弁護士だけあって、
ちょっと弁護士に甘いかなと思いはするけどね。
もうちょっと業界利益からの弁護士達の習性って
あると思うのだけれど、一冊の本じゃ書ききれないって
それは本人も言っていたけれど、そうでしょうね。
そういうところはぼくにもある。

でもまあ、現在に至るまでの
さまざまな議論と論点について
法的な側面だけでなく、論理的な過程を立てつつ
多面的な検証をして、いちいちつぶしていて、
ぼくの乱暴な論理がひんしゅくを買いがちなのと比べると
とても、丁寧な議論を尽くしていると思う。

一読あれ。



posted by kネット君 at 08:17| 東京 ☁| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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