2011年04月27日

面会交流の明文化

統一地方選

が終わった。
kネットとしてはとりたててのことはしていないのだけれど、
国立で応援した候補は落選し、国立住みにくくなるよねえとか思う。
少なくとも、今までのように市議会で意味のあることを気軽にする
ってことはしにくくなった。

とにかく、一週間車の運転手をして、疲れてぐったり。
睡眠不足も続いたから、共同親権運動のことはすっかり頭から離れていた。

その間、来た問い合わせとかもまともに返せない事態になっていたので
とても申し訳ありません。

面会交流の明文化


そんなこんなでうかうかしている間に、
衆議院では子どもの連れ去り問題についての質問が
連日なされて、26日には、面会交流の明文規定が乗った
民法改正案が衆議員法務委員会を通過した。
3年前、面接交流連絡協議会ができて以来、
数々の対国会組織が取り組んできた課題だが、
まあ、ぼくも含めて当事者たちはあまり懸命ではなかったので、
自滅を繰り返してきたけれど、それでも、ここに至ったのには
別居親たちの運動があったからこそだろう。
現場で調整した人たちもたいしたものだが、
すごいよね、その粘り強さというか、努力は。
ファーザーズからカウントすると10年越しだもんね。

付帯決議


ちなみに付帯決議では、共同親権・共同監護にも言及されている。
96年の民法改正要綱でも、この点については言及されているので、
実に15年ぶりに共同親権が国会の議論に復活したということになる。
(15年前は、まじめに考えている人はいなかったと思うけど)

15年の歳月の間に、世界の潮流はだいぶ変わった。
いまだに別姓や婚外子差別の問題が解決していない中で
この問題だけが突出して今後移行していくかも微妙だろう。
韓国で戸籍が個人籍に移行するには、
戸主制度の温存で不利益を被っていた女性たちの
粘り強い運動があったからでもある。
それで、共同親権も含めた法改正が実現していった。

政権交代や政党間の離合集散が問題ではない。
家族法の抜本改正に向けて、より大きな議論の高まりが今後起きていくだろう。
というか起こそうよ。

なにしろ、3年前に共同親権なんて世の中で言ってる人、
別居親以外にはだれもいなかったんだから。
posted by kネット君 at 19:45| 東京 ☀| Comment(2) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

FPICの議論



昨日鯖にあたって具合悪かった。
そんで仕事で山に行って花粉にやられて
熱が出て、仕事も終わらないままぐったりと寝込んだ。

FPICの議論


FPICの方が書いたハーグ条約の文章を読む。
よく勉強していますね、とは思うが、
条約締結が、日本にとってはあまり利益がないとか、
子どもにとって月に1回程度が長続きするとか
日本の子どもたちは習い事が多くって、
共同養育が馴染むのかとか、
正直言って、がっかりな議論ばかりだった。

要するにこれって
別居親は会わせてもらっているんだから
おとなしくしとけ、FPICに逆らうな
というのを日本語に翻訳しただけだろうと思う。

こういうときに限って、「子どもの最善の利益」で
「子どもの権利」って言いはしない。
ハーグ条約を締結することによるメリットがぼくは
日本の人全体にとってないとは思わないのだけれど、
それをまず措いておいても、「あまり」利益がないから
条約に締結する必要はないというのは、
面会交流はすべきだけど、できない場合はしかたない、
という議論とよく似ている。
つまり、「福祉」であって「権利」ではない。
「温情」ではあっても「人権」ではない。

裁判所関係者っていうのは物事を天秤で見るというのが
くせなのだろうかと思うときがある。

面会交流支援をしていると
なんでこんなずさんな取り決めを裁判所で斡旋するんだろうか
という調停調書を見ることがたまにあって、
結局、面会交流支援をしているぼくらのような機関が苦労するというのに
もうずっとその業務を続けているFPICが裁判所に文句を言わないのが
いつも不思議な気がしている。

「子どもの最善の利益」と言ったときに、
「誰にとって」という主語が欠けるのが大きな問題。
これを、弁護士にとって、裁判所にとって、FPICにとって
とかに言い換えるととてもうまく説明できるときがあるのだけれど、
当事者の視点は抜けていく。
あえて別居親同居親区別せずに当事者と言うが、
もっとうまいやり方を第三者が関与することで切り開くことが
出来る場合に、その芽がつまれるということは、双方にとっても
あまりいいことではない。

習い事で面会交流が埋まることが仮に日本で多いことがあったとして、
じゃあ、習い事をする子どもは別居親と交流する権利が侵害されても
いいのか、その習い事は自分の親と会うことを犠牲にしてまで
優先しなければならないことなのか、その習い事は、
子どもの自発的な意思を反映しているにしても、
別居親との交流を犠牲にしなければできない性質のものなのか、
考えられる可能性はさまざまにあるにしても
「それが日本の文化だから」というのなら、
法律なんか必要ない。
別居親が面会交流よりも習い事を優先されたときに、
それが本人に原因がないことでもないとは言えるとは思うけれど
同居親の場合には、習い事があるから
子どもと会うことができなくなって納得するというのは
自分がその子の習い事の内容について口を出す権利があるからだ。
一年会うことは拒否されるという条件のときに、
その習い事にお金を出して通わせる親はどれくらいいるだろう。
スパルタの全寮制の塾に通わせて、月に1回の面会が
教育上よくないから、とかいうよくわからない理由で
制約されて、そのままその子を通わせ続ける親はどのくらい
いるだろうか。(いないとは言わないが)

そもそもが別居親が子どもの習い事に口を出せるなら
こんな議論もありえようが、それもないのに
習い事が多くって、それを損なえば「子どもの最善の利益」に
そぐわないなんて、変な話だと思いません。
posted by kネット君 at 20:50| 東京 ☀| Comment(2) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

会務の区切り

会報の印刷と発送

木曜日、前日ほとんど寝ることなく会報のレイアウト作業をしていた。
1時からの印刷作業だったが、30分ほどオーバーしてFに行く。
今日は国立のグループのNさんが当番をしていた。
印刷やら、折りやら、帳合やら次々にこなしていくと
瞬く間に時間がたって、7時になっても終わらない。
史さんは隣で名簿の整理をしている。
印刷物は今回も3種類ほどになり、
毎回送付物多くって、大丈夫かなと思いはする。

国立の自助活動

に最近はまた出るようにしているのだが、
司会を誰がするとか、活動をどう継続していくかとか
いろいろみなさん意見を出すようになっていて、
ぼくが一人でぺらぺらしゃべることも多かったので
まあ良かったんじゃないでしょうか。
方針もある程度決まったし。

急な相談


今日は都心に用事があって行っていると
携帯に電話がかかってきて、急遽当日相談を受けることになった。
その方は親権者だったのだけれど、相手の監護期間が長くなったので
裁判所が親権者変更を認めるというひどい例だった。
それにしても、共同親権が実現しない限り、
こういう理不尽な事例が増え続けていく。
「実効支配」という野蛮な掟がまかり通っていくのに
いつピリオドをうつことができるだろうか、
というか何とかしないといけないでしょう。
posted by kネット君 at 18:03| 東京 ☁| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

日弁連の回答拒否を受け取り拒否

今日が期限の日弁連のハーグ条約意見書についての
回答を受け取りに霞ヶ関の日弁連へ。
たいして期待はしていなかったが、事前に電話すると
いつも対応していただいている事務局のおぐらさんが
回答を用意しているという。
ので、史さんといっしょに弁護士会館で待ち合わせることにした。

15回で窓口に行くと、ロビーのほうにおぐらさんが出てきてくれた。
封筒に回答の用紙がクリアファイルに入っている。
事務総長の海渡雄一名で来た回答は。
すでに意見書で意見は述べているので、回答しないという回答。
つまり、回答拒否。

IMG_0121.jpg

おぐらさんに「読み上げてください」と言う。
おぐらさんも渋っていたが、小さい声で読み上げる。

久しぶりに腹が立った。
これじゃあ、質問したぼくたちが意味を理解できないって言っているような
もんじゃないの、小馬鹿にして、弁護士の団体だから回答する必要ないとでも
思っているの、3年の期限とか、意見が変わったのかどうかとか、
適当なこと言って、きちんと答えてくださいよ。

おぐらさんは、内部で話し合った意見書だからという。

その意見の内容にわかんないところがあるから質問したんでしょ。
内部で話し合ったのは日弁連の中の問題でしょう。
答える気があるなら、もう一回内部で話し合って答えるようにする
のが筋じゃないの。
きちんとした説明ができる人をだしてくださいよ。

と大分なまりが久しぶりに出るほどしゃべりまくった。
史さんが隣で携帯でツイッターに書き込んでいる。

押し問答した末に、おぐらさんが課長のまえなみさんを連れてきた。

別にこの人達に個人的に恨みがあるわけでもなんでもないのだけれど、
弁護士の一人も出すこともなく、窓口対応で小馬鹿にした回答をしとけば
だまるだろうと、適当にあしらっている態度が、この組織の高慢な
ところをあらわしていると思う。

「こんなの受け取れません」
と写真に撮った後、回答を突き返して受け取り拒否。
「ちゃんと期限通りに用意したんだから、後で送りますよ」
とまえなみさんが残念そうな口調でとんちんかんな答えをしていた。
事務の人としてはそうなのかもしれないが、
事務対応しかされなかったことがとても残念。
できたばかりの会報を突きつけて渡す。

日弁連という組織が一体感のない組織であるというのは
なんとなくわかるのだけれど、今回の意見書に関して言えば
一貫性もない組織であるというのが実感できた。
なんだか、内部で相談したとか、議論したとかそういうことばかり言って
それはそれで事実なのだろうけれど、その理屈が外の人間にも
通用すると思っているところが、なんだか浮世離れしている。
日弁連の意見書であれば、無条件に正義として受け取られるとでも
考えているのだろうか。
これじゃ裁判所と何ら変わんないじゃない。

意見書の最後に「今後の参考にさせていただきます」とある。
日弁連の参考にしていただくために、質問したんじゃありません。


posted by kネット君 at 21:23| 東京 ☀| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

ちょこちょこと

した雑用は常に生じる。
昨日問い合わせが来た人の資料を出すために
荷物の段ボールを捜索する。
まだ引越が終わっていないので
荷ほどきがまだなのだ。

今日も午後都心の編集部に行って
いろいろと打ち合わせをする。
なんだか原発はいまいちなのに
社会が動いているのはいいのか悪いのか。

以前から何度か話している人からも
ちょこちょこ電話がかかってくる。
実際の面会交流については、
どうだろうなあとぼくも経験の範囲のことしか
言えないのだけれど、会わせる側もやったことは
あるので、言えることもちょっとはあったりする。

それにしても
面会交流や引き離しについて扱う
専門機関って日本にはほんとにないんだなあと
実感するのでした。
posted by kネット君 at 22:29| 東京 ☀| Comment(0) | むーみん谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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