2009年10月16日

安心な場所

昨日のくにたちの会にやってきた少年は、ずっと一緒に暮らしていたお父さんが「親権者」ではなかったというだけで強制的に引き離されて苦難の数年を送った人でした。数ヶ月前にお父さんから息子の安否や居場所さえわからないという話を聞いていました。3ヶ月ほど前に少年は自力で「脱出」してお父さんのもとへ戻ることができたそうです。昨夜父子一緒の姿を見せてくれたのは、私たちにとっては本当に喜ばしいことでした。揺るぎのない絆で結ばれた親子を法律が守るどころか、逆に引き離されてしまった事実には腹立たしさを覚えます。法的立場に変わりはないので、今もって安心とは言えない状況のようです。

世の中にたった一人でも、信頼して自分を受け入れてくれる人がいること・・ このところ読み続けているトリイ・ヘイデンの本には、それが人間として生きていく上で何よりも必要なのだと数々の実例に示されています。実の親との間に絆がない場合に、他人であってもそういう絆を持つことは可能です。血縁上の親子であるか、法律上の親権者であるかどうかが重要なのではありません。

  かんじんなことは目には見えないんだよ。  by 星の王子様

有名な「星の王子様」のフレーズの意味が最近になってやっとわかった私です。トリイ・ヘイデンは虐待された子どものノンフィクションを8冊ぐらい書いていて、一作目のシーラという子に「星の王子様」を読んであげていました。フィクションもいくつか書いていて「最悪なものリスト」という物語は、里親のところを転々とした少年が安心な場所を得て成長する話で、子どもの成長に必要なもののエッセンスがあると思います。おすすめです。(haleshoma)
posted by kネット君 at 23:02| 東京 ☀| Comment(0) | お局日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月02日

「援助面会交流」

くにたちの会の自助のときに、面接調停の席に養育費と学費の請求書が出てきた、という話を聞いて「援助面会交流」という言葉が浮かびました。用語集に如何でしょうか。

思春期すぎのいわゆる難しい年頃では、お小遣い目当ての面会交流も実際あるだろうと思います。援助交際ではないのだから、別に悪くはないのだけど・・  人はパンのみで生きるものではないと二千年前にイエスが言っています。「養育費が離れた親子の絆」とかいうのは監護親に都合のよい理屈で(別居親はそう思っているのでしょうか??)養育費だけでは親子の絆にはならないと、3年間父親と離れて絆も切れてしまった私が断固証言します。

父親に何か買ってほしいという気持ちは、長年に渡って封殺されてしまっていましたがなかったわけではないと思います。30才すぎた頃に父親と一緒の外出先で、つまらないものがどうしても欲しくなって「自分で」買ったことが2回ほどありました。これってむか〜し、「買って」と言えなかったことの名残なのかなぁとずっと思っていました。こんなにねじ曲がってしまった私に比べれば、久しぶりに会った父親におねだりできる娘さんは素直でイイと思いますよ。どんなに封殺したところで、幼子の気持ちは心の奥底にあるのだろうとこの頃感じています。素直でないって、悲しい。

トリイ・ヘイデン著「シーラという子」という本を図書館で見つけて貪り読んでしまいました。虐待された子どもと特殊学級の教師が心を通わせる実話です。心の絆を考える今の私にはドンピシャで文中に「星の王子様」が出てきてあぁ、やっぱりでした。大切なものは目に見えない・・・ 反抗する少女の姿に、気の強い我が娘とそれに自分自身をも重ね合わせるようでシーラという子が可愛くてたまらなくなりました。続編では14才になったシーラがパンクな姿で登場するらしく、娘がパンクになった姿を想像してちょっとにやけてしまいました。このところあんまり元気ないのですが、パンク娘の反抗を受けるためにはもう少し生きていないとね。(続編が読みたいhaleshoma)
posted by kネット君 at 21:59| 東京 🌁| Comment(1) | お局日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

親による誘拐

福岡で、日本人の元妻に子どもを連れ去られたアメリカ人父親が通学途中の子どもを奪還して日本の警察に逮捕されてしまいました。http://edition.cnn.com/2009/WORLD/asiapcf/09/30/japan.savoie.children/index.html

アメリカ側から見れば元妻が誘拐犯、で日本に来て取り戻せば元夫のほうが誘拐? 国際結婚というのは法律が違う国の人同士の結婚なのですから、どちらが正しいかというのは住む国を変えるとひっくり返ってしまうことがあります。(だいたい、離婚のときにどちらが正しいという論争は不毛なのでやめたほうがいいと思いますけど)

どちらの国に住んでも両方の親に会うことが保証されているのが一番だと私は思います。その点、日本の現状は面会交流の保証がないわけですから、海外で離婚裁判した場合には養育環境に不適と判断されて子連れ帰国が認められないという傾向があるように思います。これは自国民にとって著しく不利な事態ですからとっとと面会交流法制化してほしいと思います。ハーグ条約より前に、この「格差」をどうにかしないと今回のような事件は続くと思います。子どもはお父さんもお母さんも牢屋に入ってほしくないです。

逮捕されたのはアメリカ人父親ですが、日本人同士の離婚で同じことをして逮捕された父親が何人かいます。国際離婚だけの問題ではないということを海外でも国内でも理解してもらいたいです。実力行使する以外に日本では子どもに会う方法がなかったということを! そんなバカな!と思う人が多いと思いますがそれが日本の現実です。
posted by kネット君 at 12:56| 東京 ☁| Comment(0) | お局日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

のりP

のりPこと酒井法子「容疑者」保釈でまたニュースになっていました。彼女のことはあまり知らなかったけど、TVで生い立ちなんかを長々とやっていたのを見ました。生みの母親を知らず叔母に育てられ、継母(父の再婚相手)も二人いたらしい。心から安心して誰かに甘えたことがない人ではないかというのは、容易に想像がつきます。生きる基盤となる自分は愛されているという安心感が欠けたまま生きていくのはつらいし、自分自身のことを本当に愛することもできないでしょう。依存症の根っこはこれだと思います。

心の欠乏感を抱えながら一生懸命生きてきたであろう彼女を責める気にはなりません。芸能界で成功して結婚も出産もしたのに満たされなかったのは、一番大切なものが欠けていたから・・ 結婚した相手も、想像だけど彼女と同類だったのではないかと思います。同じ欠乏感を抱える同士は引き合ってたちまち意気投合するのだけど、ドーンと盛り上がったらその先がないのです。足りないものを求め合うのだけど、持ってないものは与えられないですから。

余談ですが私の場合もその組み合わせでした。夫の母はイランの田舎で女帝と呼ばれるキョーレツな人でした。そういえば、学生時代にはじめてつき合った相手は両親を早く亡くしておじさん夫婦に育てられたのりPのような人でした・・ 足りない同士は引き合うのですよ。(ため息・・ haleshoma)
posted by kネット君 at 15:26| 東京 ☁| Comment(4) | お局日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

チェリー・ボンバーズと偶然

月曜日の夜、汐留の汐留カレッタというビルの広場で妹のバンドが演奏、曲目がギャルバンドの元祖で下着姿が日本のおやじにも大受けだった「ランナウェイズ」中心の70年代ナンバー、しかも入場無料というのででかけていきました。

中休みの時間に携帯持ってフラフラしていたら、なんだか見たことある外国人がいて・・どう見てもアメリカ大使館のC氏だったので、思い切って声をかけたらやはりそうでした。奥さんと二人で来ているそうで私は一人だったので、お誘いに甘えて図々しく同席して一緒にビールを飲んでしまいました。以前にお会いしたのは日曜日の六本木のスターバックスで、休日にアメリカ人父親のケース聞き取りをしているところでした。日本から海外への子どもの連れ去りケースを知りたいということで、私の話をしました。母国の日本大使館員は電話に出てもくれない(現地雇用の日本人と話すだけ)のに、なぜ他国の外交官が話を聞いてくれるのかと思いました。(アメリカ人の利益のためだとしてもね)

話は飛びますが、イラン大使館で在日イラン人全員を招いた新年パーティーが昨年あって、大使夫妻は玄関先に立って来客の誰とでも挨拶して言葉を交わしていました。(帰りにはひとりひとりにお年玉を配っていた。)他国の外交官とはこういうものかととても驚きました。

演奏後に妹に電話して、C氏をご紹介。木曜日に別のバンドで同じ場所でエアロスミス・ナンバーを演奏すること、土曜日には横田基地のフレンドシップデー(一般公開日)にも出演するとお伝えして大変興味を持っていただきました。

もう一人、おかしな出会いがありました。妹の元彼が居合わせていて、彼らが二十歳ぐらいの頃によく家に来ていた人です。看護師の妻と離婚して子どもに会っていないという話は、以前妹から聞いていたのでKネットのチラシを渡しましたが読みたく無さそうに小さく畳んでいました。

不思議な場所(汐留は近未来な風景)でふしぎな出会いでした。(haleshoma)

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チェリー・ボンバーズ

アンコールはもちろん
"Cherry bomb"











posted by kネット君 at 12:29| 東京 ☁| Comment(0) | お局日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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